何気なく、それとなく、さりげなく・・・

思えば長く生きてきたもんだ。

五行歌との出会い

市が企画している高齢者クラブの中に、五行歌という歌会がある。
俳句や短歌のような文字数の制限はない。
五行にまとめれがいい。
出来上がった作品の美点を評価はするが、批判はしない。
創始者草壁焔太氏が優しさがにじみ出ている。
こんな歌を詠んでいる。
   緑の
   胡桃を
   かばんに入れる
   森の眸を
   拾った気がして       草壁焔太
 
 私も挑戦!
   トトト・・・と注がれた杯
   グググ・・・と呑む
   さらに一献
   年忘れの夜
   物忘れも激しくなった

宇宙・空・雲・指先

富士遠望
* そらおそろしい      谷川俊太郎
空ってどのあたりから空なのかな
山の上あたりから ヘリコプタアのあたりから
それともぼくの指先からもう空だろうか
 
11月13日、92で亡くなった詩人・谷川俊太郎の詩は、平易な言葉で綴っているが、とてつもなく奥が深い。

深いはずだ、宇宙深く「二十奥光年の孤独」まで詠んでいるのだから。

1950年ころは、宇宙の果てまで20億光年だったようだが、今は138億光年になっている。

山の表情

大雪山系旭岳
山にも表情がある。
悲しい時は泣く。
うれしい時は笑う。
「山笑う」は春の季語である。
気に入らないと怒る。
そして、時には人の命を奪う。
それでも、俺は山を恨まない。

お~い、霞よ

雲の平、高天ヶ原

「お~い、雲よ」と

呼びかけたのは山村暮鳥

俺も呼びかけたい

お~い、霞(カスミ)よ

もしお前が食べられるのなら

俺はここで

お前とともに暮らしたい

      雲の平にて